飲酒と読書
飲んだくれ時代は読書習慣がありませんでした。子供のころは歴史や伝記ものなどを好んで読んでいた記憶がありますが、成人して飲みだして以降は読書は仕事上と興味のある必要最小限でした。年間10冊程度といったところでしょうか。
読書家といわれる人が読書を進める本(読書がいかに有益か)をこの断酒以降、沢山読みました。書かれている内容はすごく御尤もであり、この手の本を読むとほんとに飲んだくれて読書してこなかったことを悔やみます。
その中でちょっと気になることがあります。著者の中でも自身が大の酒好きを豪語してたり、あるいは仕事柄、毎晩会食して酒を飲む習慣がある方が、どんなに酔っぱらっても毎日必ず読書をする、という記述がありました。
私も飲んだくれ時代、飲んでも一軒だけなら帰りの電車で単行本を読んだりなんてことはありましたが、基本的には飲んだらそのままいくとこまでいってしまって読書なんてとてもできなかったです。
どんなに酔っぱらっても毎日読書するという信念でもって気合で読書できるのかもしれないですが、科学的にみて飲んだ状態での読書ってどうなのかな?と思います。
やはり読書は素面でないとダメでしょ。